前回からの続きです。
今回は、ファームウェアの更新です。ファームウェアの更新が一番難しいのかなと思いました。特に情報も詳しく出ていない感じがしましたので。
かく言う自分も色々なサイトを見ながらとヘッダファイルのコメント見てやってみてって感じですので、正解じゃないかもしれません。
参考サイトhttp://marlinfw.org/docs/configuration/configuration.html#configuration.h
idboxに使われているファームウェアは、Marlinってものみたいです。
※もちろんですが、各自の自己責任でお願いします。ファームウェアの書き換え失敗は、最悪の場合、idboxが動作しなくなります!
早速ですが、作業の手順は以下になります。
1.idboxのオリジナルのファームウェアをダウンロードしてくる。
2.ダウンロードしたファームウェアのヘッダファイルをデュアルヘッド化に必要な定義を書き換える。
3.書き換えたファームウェアをArduino studioを使ってファームウェアをコンパイル&idboxに書き込む。
4.制御ソフト?の設定を変更し動作確認する。
上記のステップです。
まずは、1.のファームウェアのダウンロードですが、ディアゴスティーニのホームページからダウンロード可能です。
直リンはまずいのだろうか・・・まずそうなので、各自ダウンロードしてください!
2.ダウンロードしたファームウェアファイルを解凍して、「Marlin-Marlin_v1\Marlin」フォルダ配下にある「Configuration.h」ファイルをテキストエデッタで修正します。
※このファイルは、各種設定ファイルになっているので、ここの値を変更するとidboxの設定を変わることができます。
修正内容は、以下の3か所になります。
※もし、右側用のエクストールダーを接続した場合は、モーターの回転が逆になるので、そちらの設定も必要になります。今回は、同じ向きになるので、その設定はしていません。
マザーボードの種類を変更します。 33は、エクストールダーが1つですが、34は2つのエクストールダーを持つ設定なります。 #define MOTHERBOARD 33 ↓ #define MOTHERBOARD 34 次にエクストールダーの数です。これは1つから2つに変更します。 最後に2つ目のサーミスタ温度センサーを有効化します。0から5に変更しています。 |
モーターを逆回転する場合は、以下の設定をtrueに変更する必要があります。 #define INVERT_E1_DIR false※試していないのでわかりませんが。 |
修正が終わったら、Arduino studioからidboxに書き込みます。
詳しくは、ほかのサイトを見てください!
次に、制御ソフトで設定を変更して動作確認です。
私は、OctoPrintを利用しているので、そちらの設定でデュアルヘッド設定して確認しました。
問題なく2つ目のサーミスターの温度成語確認とエクストールダーのフィラメン送り出しが出来るようになりました。
デュアルヘッド化の作業はこれで完了です。
次は、ちゃんと印刷できるかの確認になります・・・。印刷できるのかしら。。。