メリークリスマス!(フライング)
年末に向けて物欲がぐんぐん盛り上がってる今日この頃です。
特に電子マネー関連で大きなキャッシュバックが受けられたりと、買い物するには良い環境になっていました。(PayPayとかLine Payとか)
で、つい衝動買いしてしまったのが、「EPSON シースルースマートグラス「MOVERIO BT-30E」です。
MOVERIOのシースルースマートグラスは何ぞやってところは、すでにこのブログに訪れている方は知っているかと思いますが、つまるところ眼鏡のレンズ上に映像を映して、現実世界上に映像を表示する風なデバイスです。
過去にAndroidを搭載したMOVERIOも発売されていましたが、最新のMOVERIOは、サブモニタ機能のみを搭載した機種になります。
また、今年の5月にAndroidスマホ直結モデルのBT-30Cも発売されました。
BT-35E・BT-30Eとの大きな違いは、HDMI入力がなく、USB Type-C経由のみでの映像入力になっています。(Androidスマホ向けですが、そもそもUSB Type-Cでの映像出力に対応した機種が少ないので、購入する場合は気を付ける必要があります。)
BT-35E・BT-30Eは、USB Type-C経由以外に通常のHDMI入力が用意されています。。
BT-30EとBT-30Cの価格差は数千円ですが、汎用性を考えてBT-30Eを購入した方がいいと思います。
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ちなみにBT-35Eは、BT-30Eの上位機種でハード的なスペックは同じすが、ヘッドセット(眼鏡のテンプル部分)が可動式で頭へのフィット感がBT-30Eより良さそうです。ただその分、本体自体が重くなり2万円近く高くなっています。
https://www.epson.jp/products/moverio/bt35e/
そもそもなぜ、このスマートグラスを購入したかというと、寒い時期になると布団から出るのがおっくうになり、布団の中でゲームや動画を快適に見れる方法を追及していました。(根っからのインドアなので。)
そして、行きついた先が、ヘッドマウントディスプレイなのです。(布団から出たくない出たくない。)
過去には、Google AndroidのDayDreamに始まり、サンコーの「EYE THEATER」・SONYの「HMZ-T2」のヘッドアップディスプレイを使っていましたが、とうとう「MOVERIO BT-30E」に手を出したわけです。(それぞれよかったのですが、不満が少々あったので)
MOVERIO自体初めて使いますが、きっと理想の布団ライフがおくれると信じて購入をしましたので、想像と違う結果になるかもです。。。
まず、入力インターフェイスは通常のAV機器と同じでHDMIになります。また、最近のスマホやPCで使われるUSB Type-C接続のHDMI入力にも対応しています。
過去に使ったヘッドアップディスプレイとの比較も交えてレビューしていきたいと思います。
まずは、恒例の開封の儀です。
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もともとコンシューマー向けと言うよりビジネス向けのハードらしく外箱はすごくシンプルです。
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マニュアルと保証書です。付属品は、ACアダプタやフリップ式シェード・ベルトクリップなどが付属します。
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本体用のケースです。こういったのが付属するのは、地味にうれしいですね。
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これが本体とインターフェースボックスです。
持ってみた感想だとすごく軽いです。これは期待できます。
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正面からの写真です。レンズはかなり細いです。
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後ろの写真です。
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ケーブル込みの重さです。
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スマートグラス単体の重さです。
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ちなみにHMD-T2のケーブルを含まない重さです。BT-30Eに比べると重いですね。
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BT-30EとHMD-T2の比較です。
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BT-30EとHMD-T2のインターフェースボックスの比較です。
大きさがかなり違います。
今回買い替えた理由もこのインターフェースボックスの大きさも理由の一つです。(HMD-T2は、取り回しが悪く枕元に設置しにくい。)
で、実際に視聴した感想です。
黒い物体の上に視線を持っていけば、(映っていない液晶モニタをスマートグラス越しに見る感じです。)
明るい部屋でも十分に通常のモニタと変わらないくらいの鮮明さで見えました。
ちなみに私は眼鏡をかけているので、眼鏡の上からスマートグラスを装着しましたが、特に問題ありません。
さすがに明るい光源に目線を持っていくとさすがに見にくいですが、付属のフリップ式シェードを被せれば問題ないかと思います。
※付属のフリップ式シェード(グラスに装着して光を遮るパーツ)を利用しても、仰向けになって天井のライトの光が通過します。(仰向けになって動画を見る場合は、部屋の電気を消した方がいいです。)
感覚的には、60cm先にある22インチくらいのモニタを見ている感覚です。
シースルーなので最初は不安でしたが、視聴用に十分だと思います。
ちなみに映像の黒い部分がシースルーになります。
しかし、価格が現状だと6万円弱なので、ただ映像を見るだけだと高いかと思います。
ただ、このMOVERIOの本当の機能は、ビジネスなどで現実世界上に映像を映すARのような使い方が想定されています。
なので、本体に500万画素のカメラを始め、地磁気センサー/加速度センサー/ジャイロセンサー/照度センサーなどの各種センサーが搭載されています。
これらのセンサーは、Moverio SDKを利用することによって、Androidアプリなどから利用することが可能ですが、2018/12/23現在、まだ提供されておりません。残念。。。
※2019/4/4にSDKやファームウェアなどがダウンロードできるようになっています。
https://tech.moverio.epson.com/ja/bt-35e/
気を取り直して、各種ヘッドマウントディスプレイの比較です。あくまで個人的な感想です。
EPSON BT-30E |
SONY HMD-T2 |
EYE THEATER |
|
映像の鮮明さ | 〇 | 〇 | × |
取り付けやすさ | 〇 | × | × |
接続I/F | 〇 | △ | △ |
没入感 | △ | 〇 | 〇 |
機能 | 〇 | △ | △ |
価格 | × | 〇 | 〇 |
独断と偏見での評価です。
まず映像ですが、BT-30EとHMD-T2ともに1280×720の有機ELパネルが使用されており、きれいです。EYE THEATERは、液晶の質が悪いのか色飛びが多くお世辞にもきれいとは言えないです。(低画質なアニメ程度の画質でOKな人なら気にならないかもですが。)
次に頭への取り付けやすさについては、MOVERIOの圧勝かとかと思います。メガネをかける感覚で装着できるのでとても楽です。
HMD-T2は、ポジショニングに手間がかかるのと本体の重さでオデコが疲れるので、評価は低いです。EYE THEATERもHMD-T2ほどでもないですが、手間はかかります。(曇るし。)
最後に没入感については、HMD-T2が一番かと思います。これは、上記の取り付けやすさとのトレードオフになる気がしますが、MOVERIOは、シェードを付けても上下から光が入るのと、レンズ自体が細長いため没入感は総じて低くなるかと思います。HMD-T2は、上下に光を遮るラバー製のカバーを取り付けることが可能で、まるで映画館で見ているような没入感を味わえます。
価格については、さすがにBT-30Eの一人負けです。HMD-T2はすでに生産収納なので中古価格を参考にしました。
また、新しいヘッドマウントディスプレイのレビューをしているのでごご覧いただければと。