無事マグネットプリントベッドシートのカットが出来たので、今回は実際に使ってみます。
そのままidbox!のプラットフォームテーブルにマグネットシートを張り付けても良かったのですが、ABSを印刷するときにガラスのプラットフォームに変えたい場合に変えられなくなるので、ステンレス製の板にマグネットプリントベッドシート張ることにしました。
ステンレス製の板は、切断堂さんでオーダーメイドカットしてもらいました。
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ステンレスにした理由は、1mmの板厚にしたかった(マグネットプリントベッドシート自体に厚みがある)ので、銅やアルミだと強度的に心配だったのが理由です。
また、ステンレスの種類は、磁性のある「SUS430」にしました。
磁性があるため、そのまま、マグネットプリントベッドシートを張りつれられるため、3Mマグネットシートは不要になります。
ちなみに切断堂さんで190mm x 137mm x 1mmのステンレスSUS430板が、1枚1400円でした。(送料別)
実際に試したのですが、磁性が弱く、マグネットプリントベッドシートのマグネットだと張り付きが弱く、実用できなさそうです。ただ、1mmの厚さですが、強度は十分です。
仕方がないので、ステンレス板に3Mのマグネットシートを張ることにしました。
ただ、3Mのマグネットシートの粘着力がかなり強力で張り間違えても張り直しは不可能です。(剥がすのも大変そうですし、1度剥がすと接着面が残ってしまい2度張りできません。)
ちょっとずれて張ってしまいました。。。
ステンレス板に張り付けたのは正解でした。直接プリンターのビルドテーブルに張り付けたら、取り外すのが大変です。(ABSを印刷しないのであれば、取り外すこともないので、問題ないかと思います。)
ただ、全部の厚さが4mmになってしまいました。もともとの3mmでも余裕がなかったので、今回に合わせてZ軸の高さを100mmから99mmに変更しました。
プラットフォームを調整して、まずはそのままでいざ尋常にプリント!
あぁぁぁぁ。レイヤーの食いつきは良いのですが、ゴム板でも経験した浮きが発生しています。。。
この程度のマグネットの磁力では、PLAの反り(熱?)に耐えられないみたいです。あぁぁぁぁ。
淵ギリギリ印刷すると浮きが発生してしまうので、小さい印刷物であれば大丈夫そうです。
うーん。このままボツにするには、出費が痛い。。
引き続き、冶具などを作って何とかならないか検討を続けます。