0からオープンソースな3Dプリンターを作ってみる(その9(最後):動作確認と印刷)

ここまで長い道のりでした。。。

3Dプリンターを作ろうと思ってからいくつもの挫折と後悔を経てやっと完成しました!

早速、テストプリントをしてゆきます。

プリントするものは、3Dプリンターのベンチマークで有名な例のボートです。

いざ印刷を開始し、順調に印刷が進んでいます。(実はその前に試しに印刷しましたが、フィラメントが絡まり失敗しています。。。)

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ちなみにヒートベッドには、ガラス板の上にフレキシブルマグネットシート+3Mのブルーテープを張ったものを利用しています。

印刷設定は、レイヤー厚:0.3mm・インフィル:15%・フィラメント:PLAで、スライサーはSimplify3Dです。

待つこと1時間弱。無事印刷が完了しました。

おぉ。思ったより綺麗に印刷されています。

流石に最新機種のPrusa i3 MK3Sに比べると印刷が荒い部分がありますが、それを引いても健闘している結果になりました。(自作したから親心?)

使ったフィラメントがよく絡まるのでフィラメントを変えれはもう少しよくなるかもです。

で、自作を通してRepRap系のオープンソース3Dプリンターへの理解が深まり知識は格段に増えましたが、結論

「普通に買った方が安くて楽」

と、身も蓋も無い結論に至りました。

ただ、フレームなど金額が高いパーツを自分で作れば安くなりますので、そいった工夫をすれば、市販の同価格帯に比べて性能は良いと思います。多分。。。

しかし、モノづくりが好きな人間であればこの作る過程は何物にも代えがたい経験を得られると思います。

それに、仕組みを理解することでDIYの醍醐味である改造や改善もし易くなるかと思います。

引き続きこのPrusa i3 reworkの改造と改善をほかの記事で紹介できればと思っています。

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