こんばんは。
先日のちょっとしたニュースで、公式からOriginal Prusa i3 MK3Sのマイナーバージョンアップ版のMK3S+が発表されました。
2023/3/29にMK4も発売されました。
合わせて、発売したばかりのOrusa MINIもMINI+としてマイナーバージョンアップされます。
今まで(MK2/Mk2.5→MK2S/2.5S→MK3→MK3S)の流れだと、順当にMK4のナンバリングかと思われましたが、マイナーバージョンアップ版のMK3S+となるようです。
(コロナの影響なのか、改善も限界でメジャーアップグレードする部分がなくなってきたのかは不明ですが。。。)
まーPrusa MINIなどもあったので、MK4はもうしばらくお預けですかね。
Prusaプリンターの良いところは、購入後も最新の機種へのアップグレードキットが提供される所です。
1度買えば、古くなることも無く、アップグレードをすれば常に最新に保てるのでコストパフォーマンスが良いですね。
させさて、そんなこんなで発表と同時にMK3Sからのバージョンアップキットも公式サイトで発売されましたので、早速注文をしました。(発送は、2021年頭の予定)
丁度、公式のネットショップがサイバーマンデーセールで送料が無料なのでタイミングとしてはちょうどよかったです。
アップグレードキットは、印刷パーツを除く(印刷用のフィラメントは付属)アップグレードパーツがセットになって、$49.99です。(購入当時は日本円で5200円位)(今は円安で7000円程になってしまいました。。)
ついでに在庫があったのでSuper PINDAも単品もMINI用に購入しました。
(MINIからMINI+へのアップグレードキットは売り切れだったので、単品で購入しました。)
ちなみに今回のMK3/MK3SからMK3S+へのアップグレードキットの内容は以下になります。
・SuperPINDA
→新型のプローブになります。
・Bearing Clips for Y-axis bearings
→Yキャリッジのベアリングを固定する部分がUボルトからクリップに変更
・IR filament sensor + cable
→改良型のフィラメントセンサー(たぶんMK3からのアップグレード用だと思います。)
・Hotend PTFE Tube
→ホットエンドのPTFEチューブ。どう改善されるかは?(たぶんこれもMK3からのアップグレード用だと思います。)
・Fan shroud printed of ASA
→ASAで印刷されたプリントファンパーツ
上記プラスで、自分で印刷するプリントパーツになります。
ちなみにMINIからMINI+へのアップグレードキットは、Super PINDAのみです。
公式サイトでも記載されていますが、MK3S+へアップグレードしても、印刷品質が劇的に向上することは無いので、あくまでも気休め程度に留めておく方がよさそうです。
で、待つこと2カ月強、無事届きました。
MK3S+でエクストルーダ周りプリントパーツが更新されたので、組み立てに必要なネジやマグネット類も付属されています。古い方の部品をそのまま流用する場合は、使わなくても大丈夫そうです。
MK3からのアップグレードキットも含まれているので、使わない部品も多そうです。
今回のアップグレードのメインであるSuperPINDAセンサーも同じものかはわかりませんが、Aliexressで購入可能です。
Blurolls prusa I3 MK3S + MK2.5S superpindaスーパーpindaプローブz自動レベリングも対応voron 2.4トライデントvコア
Yキャリッジの固定クランプについてもAliexpressでも購入可能です。
あとは、公式サイトでアップグレードされた部分のプリントパーツをダウンロードして印刷すれば、アップグレードの準備は完了です。
ついでに購入したSuper PINDAの単品は、MINI+へのアップグレードキットと兼用のようでした。
エクストルーダの大きな変更点の1つ目は、フィラメントセンサー部分で、ちょっと分かりづらいですが、ホットエンドが突き出しているPETチューブが若干短くなっています。あとブロック分も少し大きくなっています。
それ以外は、プリントファン部分に大きな切り欠きが出来ており、 Fan shroud がよりガッチリ固定されるようになりました。
公式サイトにも記載がある通り、今回のアップグレードで、印刷品質が劇的にアップはしないようです。(と言うより殆ど変わらないです。。。)