前回、Raspberry PiとPoEスプリッターを利用してミニサーバールームの構築を行いました。
しかし、昨今の旺盛なIT需要とRaspberry Pi 2を中心としたサーバー群だと、どうしてもパォーマンスが悪いため、より高スペックでメモリが大幅にアップされたRaspberry Pi 4の導入を行うことにしました。(時代はDockerですし。)
前回と同じく、PoEスプリッターを使うのですが、電源コネクタがType-Cのものは、100Mbpsまでしかなく、1Gbpsに対応したPoEスプリッターは、Micro USBコネクタのものしか見つけることが出来ませんでした。
→今現在は、Aliexpressで1Gbpsに対応したType-C対応のPoEスプリッタが売っています。
(Raspberry Pi 4のLANは、1Gbps対応なのでせっかく使うならGigabitで使いたですしね。)
仕方がないので、100円ショップで売っているMicroUSBからType-Cに変換するコネクタを購入してRaspberry Pi 4に電源を供給することにしました。
MicroUSB-Type-Cコネクタを使用してPoEからRaspberry Pi 4の起動はできたのですが、コネクタ部分が長くなり、ちょっとした衝撃で破損しそうです。この部分もなんとかします。
で、コネクタ部分を固定するようなPoEホルダーを前回と同様に3Dプリンタで作成しました。前回からの改善点は、これ単体で連結ができるようなっています。
こんな感じでコネクタをホルダー経由で固定しています。
Raspberry Pi 4と接続し、ネジで固定します。
あとはサーバールームにスタックする分だけ用意します。
今回は、Raspberry Pi 4を4GB x 2と8GB x 1の計3台用意しました。
あとは、それぞれを連結します。
Raspberry Piを連結するために30mmのナイロンスペンサーを使用しています。
あとは、PoE対応のLANハブと今回は、サーバーのストレージを拡張すべくUSB接続のSSDも追加してスタックしていきます。
思ってより綺麗にできました。これで、サーバールームのアップグレードが完了しました。
Raspberry Pi 4はメモリが大幅に増えたので、Dockerなどで複数のサーバーを構築できればと思っています。
この辺の部品とかをセットで売ったら、買ってくれる人いないかなー。
後日サーバールームを覗いてみると、カピバラさんたちが一生懸命メンテナンスをしてました。サーバー拡張に伴い増員もされています。