みかんパートナーズ

0から大きい造形サイズの3Dプリンターを自作してみる(その2:ビルドプレート)

前回の記事で今回自作する3Dプリンターの構造とそれぞれのパーツの選定が完了しましたので、早速、細かい設計と組み立てを始めていこうと思います。

前回の記事は以下です。

今回は、フレームを含めて全て0から設計をしてオリジナルの3Dプリンターを自作していきます。少しずつ記事を加筆・修正していく予定です。もっと手軽に本格的な3Dプリンターを自作したいと思っている方は、以下の記事で紹介している「Prusa i3 Rework」がお勧めです。https://www.mikan-partners.com/archives/8833Dプリンターで色々と作っている今日この頃ですが、最近ちょっと作ってみたいなと思ったガジェットがあります。しかし、そのガジェットを作るにあたり、X軸かY軸で400mm程度のサイズになるので、 手持ちにある3Dプリンタ...
0から大きい造形サイズの3Dプリンターを自作してみる(その1:はじめのはじめ) - みかんパートナーズ

今回作成する部分は、ヒートベッド部分とそのヒートベッドを支えるZ軸のパーツになります。

早速、ヒートベッドを固定・支えるアルミフレームとZ軸のスムースロッド、スクリュー部分のパーツを設計してきます。

heatbed-z-axisパーツ
本体への取り付けイメージ

早速、パーツを印刷します。フィラメントは、Amazonで激安で売っていたPETGのクリアレッドです。

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印刷したパーツの左右にスムースロッドを通す部分にはリニアベアリングのLM8UUをそれぞれ2個づつ挿入します。

2つ目のLM8UUを挿入するときは、最初に挿入したLM8UUから45度ずらして入れるとよいです。

LM8UUを挿入

LM8UUを挿入したら、動作中にLM8UUが抜けないようにM3 10mmボルトとワッシャーで固定します。

抜け止め

次に真鍮ナットを取り付けるために、横穴に四角ナットを差し込みます。差し込んだら、真鍮ナットをM3 14mmボルドで固定します。

真鍮ナットの固定

上記の作業をもう一組行い、ビルドプレートとZ軸を接続する部品の完成です。

完成

次に、アルミフレームとY キャリッジをM5ボルトとインサートナットで固定します。

アルミフレームの左右に上記で作成したZ軸パーツを差し込みM4 25mmボルトで固定します。

これでビルドプレートが完成です。あとは、このキャリッジプレートにヒートベッドなどを載せていきます。

前回は、ヒートベッド部分の設計と組み立てを行いましたので、次はヒートベッドを上下させるZ軸部分の設計と組み立てをします。前回の記事は以下です。まずは、Z軸のステッピングモーターとスムースロッドを固定するパーツを設計します。下部分と上部分のパーツになります。なるべくサポート材を使用しないで作成したかった(サポート材が取れずらい時があるので)ですが、どうしてもステッピングモーターを固定する部分はできなかったのが残念です。。z-axis-top & z-axis-bottom組み立てイメージは、以下の黄色部分になります。...
0から大きい造形サイズの3Dプリンターを自作してみる(その3:Z軸と本体フレーム) - みかんパートナーズ
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