クラウドファンディングで購入したレーザー加工とブレード加工の両方が出来るデジタル工作機械のxTool M1ですが、もっぱらレーザー加工機として利用しています。
現在は、日本のAmazonでも購入可能です。
到着までに多少時間はかかりますが、AliExpressで購入すればAmazonで購入するより2~3間遠程安く購入が可能です。
Xtool M1 10ワット3イン1レーザー彫刻レーザー彫刻切断工作機械RA2プロ & 素材ボックス16MPオートフォーカスdiyカッター
よくMDFのカットでxTool M1を使用するのですが、ものすごい煙が発生します。
この加工時に素材から発生する煙に含まれる汚れなどがレーザーのレンズに良くないらしいです。
レーザーのレンズが上記の煙や切りカスなどで汚れると、レーザー光が弱まり加工性能が落ちたりするそうです。
ってことで、xTool M1専用のエアーアシストを取り付けることにしました。
Amazonで一時的に在庫なしなっている場合もありますが、AliExpressの公式ショップでも購入可能です。
エアーアシスト機能は、レーザー加工時に強力な空気を吹きかけてレンズの汚れを抑える以外にも切断能力の向上にもなるようです。(空気を充てることでレーザーの熱能力がアップして切断能力が上がる?)
Amazonなので注文した翌日にエアーアシストキットが到着しました。
取付用の道具も付属していますが、なんとレーザーの交換用レンズやエアーアシスト機能のアタッチメントの予備も含まれているので、別途、エアーポンプだけ入手できれば追加でエアーアシスト機能を追加できます。(お得!)
で早速、M1にエアーアシストを取り付けるのですが、M1の底板を外すなど分解が必要で手軽に追加って訳にはいきません。。
多言語で書かれている解りずらいマニュアルを見ながらM1の底板を外して本体を裏側にします。
ヘッド部分も手順に従ってそれぞれのパーツを取り外して、最後に付属のピンセットでレンズマウント(金即製の金色の輪っか)を取り外します。
次にエアーアシストキットに付属してきたレンズマウントを平行に回転させながら取り付けます。
取り付けたレンズマウントにノズルコンポーネントを取り付けます。マグネット式になっているので近づけるだけでくっ付きます
ノズルコンポーネントにエアーチューブを取り付けるのですが、白いテープでマーキング(位置合わせ用の目印)がついてる方がレーザーヘッド側になります。(マニュアルに載ってなかったのでyoutubeで確認しました。)
あとは、ノズルコンポーネントにチューブを取り付けて、本体をひっくり返しチューブを収納するためのチューブクランプを両面テープでM1上部の梁に張り付けていきます。
エアーアシスト機能を取り付けるように元々の設計には無かったのか、両面テープで取り付けるパーツが多いです。
張り付ける位置は、特に指定がなかったので適当ですが、隅から2.5cmくらいの所に張り付けをしました。
チューブに張られている目印を参考にエアーチューブを取り付けます。
エアーアシストを使用しないときは、取り外して上記のように収納が出来ます。
エアーアシストを取り付ける場合は、ブレードカッターを取り外すことが推奨されています。
理由としては、エアーコンポーネントを取り付けたり取り外すときにブレードカッターの刃で手を怪我をしないためだそうです。
エアーチューブは本体手間右側から引き出します。(そもそもM1って密封されてないんですね。。。)
作業はこれで以上になります。あとは、本体から引き出したエアーチューブをエアポンプに接続して完了です。
最後にエアーアシスト機能のメリットデメリットについて記載をします。
・メリット
・レンズが汚れづらくなり、レーザーモジュールの寿命が延びる。
・切断能力のアップ
・エアーを吹きかけることにより、MDFなどの表面の焦げを抑えることが出来る。
・付属の予備パーツが充実しているので、保守部品として使用できる。
・デメリット
・取り付けが少し大変
・エアーポンプが独立しているので、本体の電源と別にONOFFが必要と置き場所に困る。
・エアーポンプがうるさい(M1自体もうるさいですが、エアーポンプはさらにうるさい)
エアーアシスト機能の効果については、後日比較画像をアップしようと思います。
エアーアシストを付けたら、ハニカムパネルが気になってくる。。(購入して記事にしました!)